みなさんこんにちは。粟国島からmiyabee です!
ついこの間までは暖かかった粟国島にも本格的な冬がやって来ました。
やはり、季節は旧暦通り動いているんだなぁと感じる今日この頃です。
さて今回お届けするのは、粟国島唯一の学校である粟国小中学校と粟国幼稚園の合同で行われる学習発表会です!
学習発表会とは!?
多くのかたは「学芸会」の方が耳馴染みがあるのではないかと思います。子どもたちが日頃の学習の成果を保護者や地域のみなさんに披露する場となっています。
調べ学習で調べた内容を劇にしたり、職場体験で体験した内容をパワーポイントで発表したり、各学年工夫を凝らした内容で毎年楽しませてくれています。
本島や内地では学習発表会や学芸会と言えば小学校の行事ですが、粟国島では小中併置校であること、幼保連携の観点から幼小中合同行事になっています。
今年のプログラムは?
コロナ禍明けの久々の普通開催となった今年の学習発表会。
最初に登場するのは1.2年生。
うちなーぐち(沖縄方言)で元気にはじまりのあいさつをしてくれました。
その後小中織り混ぜた発表が続き、幼稚園生の劇あそびがはじまります。
私事ですが、息子は今年初めての学習発表会。恥ずかしがってか、家では練習することもほとんどなく、数日前には風邪でお休みする日もあり、どうなることかとヒヤヒヤしていましたが、台詞もラインジャンプも見事に決め、ホッとしながらも、我が子の成長に感動してしまいました。年中さん、年長さんの微笑ましい演技と堂々とした運動あそび(なわとび、フラフープ、竹馬、ダンス)の発表に感心しきりでした。
休憩を挟み、手話を取り入れた劇や小学校高学年、中学生の発表。そして感動のフィナーレへと続きます。
合唱に感動!
大勢で集まることが制限され、歌うことも思うようにできなかったコロナ禍。
今年はその制限もなくなり、たくさんの合唱を聞くことができました。
その中でも、最後の幼小中学校全員による校歌の合唱は学校OB,OGである島の方々も一緒に口ずさみ、とても感動的なフィナーレとなりました。
思えば、私が移住した年に学校に通っていた子どもたちは二十歳をとっくに越え、その頃に生まれた子どもたちは発表に裏方に一所懸命自分の力を発揮する立派な高学年になっていました。
入学式や卒業式とともに、この学習発表会が子どもたちの成長を感じ、見守ることのできる素敵な発表会になっていることを改めて感じました。
年々子どもたちの人数も減少している粟国村ですが、みんなで協力し楽しめる学習発表会がいつまでも続くことを願っています。