こんにちは。
今回は、以前「5つの海浜スポット」の記事で触れていた「ナーラの浜」についてご紹介します。
「ナーラ」とは、この辺りの地名ですが、海岸に降りる道幅が狭くわかりにくい場所なのですが、島の人にとってはとても重宝されている浜辺なのです。
他の浜では見られない景色
「ナーラ浜」の特徴は、干潮時と満潮時の海辺の景色がかわることです。
満潮時には白い砂浜が広がっています。
干潮時になり潮がひくと、満潮時には見られない岩礁が現れます。
その岩礁の窪みでは、小さな魚が泳ぐ様子やカニがチョコチョコ横歩きで移動する様子が見られます。
大潮の時季になると、家族や友達同士で潮干狩りを楽しむ姿が見られます。
古くから伊江島の生活を彩ってきた「ナーラの浜」
また、伊江島には、川もなく水源も少なく昔から水不足で悩まされたことから、畑で収穫した野菜を海で洗い、土を落としてから家に持ち帰るなど工夫していました。
今でも、時々大量の大根を洗い土を落としたり、葉野菜を洗ったりします。
岩礁の窪みに溜まった潮で土などを落とし、軽くもむと葉っぱがしんなりして浅漬けっぽくなります。
家に帰って下処理するのが少し楽になります。生活の知恵ですね!
いかがでしたか?
海辺から帰り道の方を見てみると、出入り口の側に生えているアダンの葉がハートの形を作っているように見えました!
自然からの粋な贈り物に思えました。