【伊江島の音楽事情】唄うたい「シマブクロヒトミ」にインタビュー!

【伊江島の音楽事情】唄うたい「シマブクロヒトミ」にインタビュー!

こんにちは。

今回は、伊江島の音楽事情についてお伝えします!

伊江島には音楽好きが多い

伊江島には音楽の好きな人が多く、ゆり祭りや海神祭などのイベントでは、カラオケ大会が開催され多いに盛り上がります。

年に2回ほど、伊江ビーチで開催される「サンセットコンサート」には、多くの音楽愛好家やその家族、友人、知人らが集い夏の夜のひと時を好きな音楽を聴きながらゆったりと過ごします。

その中の一人で、澄んだ歌声と周りの人を包み込むような穏やかな雰囲気を醸し出しているのが、シマブクロヒトミさん。

岐阜県出身で伊江島に嫁がれた方ですが、音楽を始めたのは、なんと下の子が小学校に入学された頃からだそうです!

シマブクロヒトミさんと唄の物語り

時間に少し余裕が出来たころ、「小さい頃から好きだった唄を唄いたい」と感じたんです。

そんな時、友達に「ギターコード3つあれば曲は作れるよ」と言われて…!

心に火が付きました。

それを受けてすぐ行動し、今も曲を作り続けているヒトミさんは素敵ですね。

どんな事を歌にしているのですか?

私の唄は、日常生活の中でふっと口ずさんだメロディが曲になる事が多くて、周りにいる身近な人をイメージして詠った唄ばかりです。

これまで15曲くらい作りました。

私の唄を聞いて他の人がどんな反応をするか気にならなくて「自分が唄いたいから唄う・唄ってしまいたい」という気持ちでステージに立っています。

うまく唄えなくて、穴があったら入りたいという時もありますよ(笑)

自分の気持ちがのって唄えた時は、思わずガッツポーズをしちゃいますけどね!

伊江島は民泊が盛んですが、彼女は受入先のホストでもあります。

子ども達が島を離れる時には離村式があり、ヒトミさんは「一期一会」という唄を子どもたちへ贈ります。

その曲の2番目の歌詞は、

想い出せなくても 忘れてしまっても
この潮の香りだけは 覚えているはず
君と出会えた事 僕と出会った事
今はわからなくても、意味のある事

となっていて、彼女の想いが伝わり思わず涙する子供たちもいます。

1泊2泊という短い間では、お互いに深くは分かり合えないけれど、子供たちの心に、海の青さや潮の香りは残っていると思うんです。

これからの人生、何度かつらい事はあると思うけれど、そんな時、伊江島で応援している家族がいる事を思い出してほしいですね。

ヒトミさんは「唄」という字をよく使います。

国語的には「歌」という漢字が正しいとは思いますが、私は「唄」という字の雰囲気が好きで、勝手にこの字を使っています。

このブログでは、ヒトミさんの想いを大切にし「唄」という字を使わせていただきました。

 

生活を唄に!
唄が生活に!

がヒトミさんのモットーだそうです。

とにかく唄が大好き!という「ヒトミワールド」に、少しふれた様な気がしました。

 

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