伊江島の6年生が「タマンの稚魚」を放流!サンゴの植え付け作業もお手伝い

伊江島の6年生が「タマンの稚魚」を放流!サンゴの植え付け作業もお手伝い

こんにちは。

今回は、伊江小学校と西小学校の6年生が体験した「タマン放流とサンゴの植え付け」についてご紹介します。

伊江島には小学校が2校ありますが、両小学校の6年生が9月28日に「タマン放流とサンゴの植え付け」を行いました。

この取り組みは、伊江村漁業協同組合の主催によるものですが、なんと今年で11回を数えます!

サンゴの植え付け準備のお手伝い

この日は、国際航業株式会社の石田和敬さん・井下恭次さん・吉田知世さんが来島し、サンゴの生態や取り付け方などを説明しました。

石田さんは、

サンゴは海の生き物の住処です。

サンゴが成長するとたくさんの海の生き物が集まってきて海が豊かになります。

また、サンゴは自然の防波堤にもなり自然災害から島を守ってくれています。

などのサンゴの大事な役割などを話してくれました。

その後、サンゴ片の取り付け方の説明を聞き、6年生は自分の名前を書いたプレートにサンゴ片を取り付ました。

ペンチなどを使い、針金で縛る作業には苦心していましたが、しっかりとサンゴをプレートに固定する事ができました!(拍手!)

6年生が取り付けたサンゴ片は、後日、ダイバーにより伊江島沖に植えられるそうです。

海の底で大きくなって島を守ってほしいですね!

ちなみに、以前のブログ「伊江島に突如出現!「赤い海」の正体は?」にサンゴの事を詳しく書きましたので宜しければ開いてみてください。

タマンの稚魚の放流について

サンゴの植え付け準備の前には、タマンの稚魚の放流がありました。

その際に、八前組合長がタマンについての説明がありました。

タマンは25年くらい生きます。

今日海に放すのは子供で小さいですが、80センチくらいまで成長し、4年目に卵を産みます。

産卵期は4月~5月なので、この時期はしばらく釣りを控えて下さい。

また、みんなが今できる事は、海に行く、海を好きになる、魚を食べる事、そして海に関心を持つ事です。

中学3年生になったら魚食普及料理教室を予定しているので、それまで魚がさばけるように練習していてね。

と話しました。

6年生は、バケツに入ったタマンを「大きくなってね」と声をかけながら一斉に海に放流しました。

この日放流されたタマンは、およそ2000匹だそうです!

授業を終えて

地球の温暖化が進み珊瑚の白化しているのは知っていて、どうにかしないといけないと思っていた。

今日、サンゴのために植え付けの手伝いが出来てよかった。

と話しました。

 

いかがでしたか?

私は、八前組合長が子どもたちへお話しした「今、みんなができる事のひとつは、海に関心を持つ事です。」のフレーズが心に残っています。

まずは、何事にも関心を持つことが大事ですよね!

子供たちの放したタマンと植え付けたサンゴが大きく成長しますように!

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