北大東島ってどんな島?

はいたい、カーリーです。

今回は北大東島の場所や歴史を簡単に紹介します!

北大東島の位置

北大東島がどこにあるかご存知でしょうか?
北大東島は、沖縄本島の東に約360キロ離れた場所に位置しており、沖縄県最東端の島です。


こちらが島の東にある沖縄海という場所で、沖縄最東端之碑が設置されています。

そして近くには永久時計というものもあります。
ここでクイズです!これは何時を表しているでしょう?

答えは、、、14時過ぎです!!

永久時計は投影板に太陽の光が当たることでできる影によって、時刻を計る装置です。
太陽は、地球上から見たとき、地球の自転軸である地軸を中心とし1日で1回転しているかのように見えます。
永久時計の原理は、この見せ掛け太陽動きを利用したものなんだそうです。
投影板に観測地の緯度角を反映させることで、太陽光の入射角度に垂直(地軸と平行)になり、異なる観測地においても同じ条件で、時刻を見ることができます。
沖縄本島には、首里城の万国津梁の鐘がある広場に日影台と呼ばれる永久時計があるので、興味のある方はぜひ見に行ってみてください!

北大東島の歴史

沖縄では古くから遥か東の海の向こうに神々のニライカナイがあると信じられ、大東島は「うふあがりじま(大東島)」と呼ばれて琉球の人々の間で知られていましたが、明治に入り開拓が始まるまでは無人島でした。

1903年に東京の離島、八丈島出身の開拓団が北大東島に上陸して甘蔗8株を植え付けて開拓が始まりました。
お隣の南大東島は甘蔗農業が主であったのに対し、北大東島は燐鉱採掘が主に行われ、開拓が進むにつれて沖縄本島からの労働者が増えて八丈島出身と沖縄県出身が混じり合い独特の地域社会が生まれ、今のチャンプルー文化となっているのです。

チャンプルー文化って?

例えば、食べ物で言えば八丈島の郷土料理である島寿司が伝わってきたと言われる「大東寿司」があります。

マグロとサワラを特製のタレに漬け込み、ワサビをつけた甘酢めしにのせた美味しいお寿司で、島の人いわく、づけにすることで持ちが長くなるそうです。
島に来た際は、ぜひご賞味ください♪

また北大東島には3つの神社があり、9月に大東宮例祭、10月に金刀比羅宮例祭、11月に秋葉神社例祭が行われます。
それぞれ祈願の目的は異なるが、メインイベントはいずれも奉納相撲大会で、江戸相撲と沖縄角力の両方が行われることから、独特のチャンプルー文化を感じられます。

特に9月22、23日の大東宮祭は2日に渡る、島をあげての1大イベントでとても盛り上がるのですが今年も新型コロナウイルスの影響で昨年に続き、神輿巡業や奉納相撲などの祭りは中止となりました。
来年は、開催できるように大東宮へ自由参拝に伺いたいと思います。

いつの日か来島を考えてる皆さんも、この3大例祭の時に合わせて来ることもありだと思いますよ(^_^)

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