今回は、収穫のピークを迎えている「島らっきょう」についてご紹介します。
1.県内唯一の拠点産地 伊江島
実は、伊江島は2007年に県内唯一の島らっきょうの拠点産地に認定され、「島らっきょうの里」として県内一の生産量を誇っています!
伊江島の土壌は石灰岩(サンゴ)が風化した「島尻マージ」と呼ばれる赤土で、ミネラルとカルシウムが豊富なうえ、柔らかいので島らっきょうはじめ、そのほかの農作物も深く掘って植える事ができます。
伊江島産の島らっきょうは、そんな土壌で育てられているので、白い部分が長くふっくらとした形をしているのです。
また、島らっきょうには血液サラサラ、整腸作用など、多くの効能があると言われています。
お肌にもいいようです。
2.下ごしらえ
島らっきょうは下ごしらえが大変と思っている方も多いかと思いますが、ここで時短で出来る下ごしらえの方法を紹介します!
まず島らっきょうは、根元と緑の葉の部分を切り落とし、流水で綺麗に洗い流します。
しばらく水につけて、島らっきょう同士をこするように洗うと薄皮が剥きやすくなります。
薄皮を剥いて少し塩をしておけば、これで下ごしらえは完成!
生っぽさが抜け美味しくなります。
3.島らっきょうレシピ
身が大きくシャキシャキとした歯ごたえで、ツンとした辛みが刺激的な伊江島産島らっきょうのレシピをご紹介します!
■かつお節和え
〇材料(2人分)
島らっきょう 10本ぐらい
塩 小さじ1
かつお節 小袋2.5g
醤油 小さじ1弱
〇作り方
1.下ごしらえをした島らっきょうを水で洗い水気を取ります。
2.小さいボウルにかつお節と醤油を混ぜ、島らっきょうを和えれば出来上がり!
■島らっきょうの天ぷら
〇材料(2人分)
島らっきょう 10本
薄力粉 70g
卵 1個
冷水 100ml
揚げ油 適量
塩 (添え用) 小さじ1/2
〇作り方
1.下ごしらえをした島らっきょうに少し塩をまぶします。
2.ボウルに衣の材料を入れ、粉が少し残る程度に混ぜ合わせます。
3.180℃に油を熱し、衣をつけて30秒程揚げます。
4. 油を切り器に盛りつけ、出来上がり(お好みで塩を添えて)。
■島らっきょうのチャンプルー
〇材料 (2人分)
島らっきょうの塩漬け 250g
島豆腐 半丁
〇作り方
1.島豆腐は約1分ほど強火で両面焼きます。
2.島豆腐に焼き目がついたら島ラッキョウを入れます。
3.焼き時間は約1分!炒めすぎると独特のシャキシャキ感が残らないのでご注意を。
4.完成したチャンプルーにかつお節をふりかけ完了です。
■その他の加工品
伊江島では、島らっきょうを使った加工品が販売されているのでご紹介します。
■島らっきょう餃子
伊江島のお土産屋さんや店舗にも並んでいます。
島らっきょうドレッシングは、インターネットでも購入する事が出来ます。
是非、いろんな料理にチャレンジしてみて下さい!