こんにちは。
今回は、伊江島の特産品「ぷるぷる」についてご紹介します。
1.伊江島名物「ぷるぷる」とは?
「ぷるぷる」とは、紅芋の加工品の一つです。
伊江島には、川がなく水源地も少なく、米は作れませんでした。島人は芋や小麦などを主食にして生活していたそうです。
そんな中で、先人たちは、知恵やアイディアを出し合い工夫し、多くの農産物の加工品を生みだしました。
「ぷるぷる」は芋の加工品の中でも人気のある特産品で、名前の由来は、食べた時の音がプルプルと聞こえたのでそう呼ばれるようになったそうです。
2.「ぷるぷる」の素を作ってみましょう!
以下の材料を使って作ります。
芋くず 300g
煮た芋 250g
水 200~250cc
揚げ油 適量
作り方は、まず、芋くずと、煮た芋を分量の水を入れてこねます。
次に、かまぼこ型にして蒸します。
蒸したものが、さめてから薄く切って干します。(天日干しだと2日間ほどかかります)
出来上がったものを「ぷるぷるの素」と呼び、160~180度程度の油で揚げると「ぷるぷる」になります。
3.早速揚げてみましょう
油を鍋に入れ火をつけます。
油が160~180度程度になったら、「ぷるぷるの素」をまず一掴み入れます。
するとあっという間にフワッと揚がります。
★ワンポイントアドバイス★
揚げる油の温度はとても大切で、低いと硬いままでふわっと揚がりませんし、高いとすぐ焦げるので注意して下さい。
揚がったら「ぷるぷる」を網じゃくしですくいます。
★ワンポイントアドバイス★
すぐに焦げるので、揚げる際には、網じゃくしもご用意下さい。
お好みで砂糖やお塩を振りかけます。
ちなみに私は、砂糖をたっぷりかけるのがだいすきです。
4.「ぷるぷるの素」「ぷるぷる」の購入方法は?
「ぷるぷる」は、揚げたものも販売していますが、揚げずに、スライスして乾燥させた「ぷるぷるの素」も販売しています。
村内のお土産品店では、ほとんどのお店で販売しています。
またインターネットで販売もしていますのでご利用下さい。
揚げたのは賞味期限が短いのですが、ぷるぷるの素は2か年ほど保存出来るそうです。
家族で調理する楽しさも味わえるし、お好みでお砂糖をまぶしたり、塩で味付けしたり、その時々の気分でおやつやビールのつまみにと応用できる楽しさもあるのでお勧めです。
是非一度、手に取ってお芋の素朴な味を味わってみて下さい。
いかがでしたか?
先人たちは食糧難の苦しい時代にも芋や麦等で命を繋いできました。
「たかが芋料理、されど芋料理」先人たちの知恵と工夫に感服しました!