こんにちは。
今回は、伊江港旧ターミナルに「キャップアート」についてご紹介します!
1.キャップアートとは?
キャップアートとは、一般的には専用のキャップアートパネルにペットボトルのキャップをはめ込んで、大きな作品を作る事を言います。
マグネットやアクセサリーなど小さな作品を作ることも出来るそうです。
ペットボトルのキャップを使用する事で資源の再生化として注目されている新しい感覚のアートです。
2.そのキャップアートが伊江港内に出現!!
切符売り場などがある伊江港ターミナルの隣に旧ターミナルがあります。
その1階の一角に、2021年4月の下旬頃から、大きなキャップアートが展示されています。
作者は東江上在住の知念吉一さん。
板のパネルに葉たばこや花などの仮植用のポットを貼り付けた自作のパネルで大きさは、縦が250センチ、横410センチです。
何とその中には8064個のペットボトルのキャップがはめ込まれています。
キャップを集め消毒し、作品を完成させるまでおよそ5か月かかったそうです!
今回の作品のタイトルは、「君ノシンカ」。
類人猿から人類が進化していく過程を色の違うキャップで表現しており、最終形態に自分が加わる事で完成するアート作品です。
観光地によくあるフォトパネルは、丸くカットしたところから顔を出して撮影するものが多いですよね。
知念さんの作品は、ポージングも自由に決められるのでオリジナルの写真が撮れ、何倍も楽しめます!
3.作者の知念さんにインタビューしてみました
何か面白いアートで人をワクワクさせたいという思いから作品を作り始めました。
また、長年リゾートホテルで培ったサービスとホスピタリティ精神で、世間とアートを心地良く結び付けていきたいという思いもありました。
このコーナーは、元々シャッターが下りて使っていない場所だったので活用したいと思い、相談したところ、このように活用させていただくことになりました。
場所を提供していただいた村に感謝します。
今回の作品でキャップを使うことで、低予算で出来る上、資源の再利用にもつながりました。
また、キャップの裏側をはめ込んだ事で自由にキャップを取り外せるように工夫しました。
なので今後は、作品の中にお客様が入って完成となるコンセプトは変えませんが、シーズン毎に作品を変えていく予定です。
皆が楽しめる場が提供出来て良かったです。
島へお越しの際は、このコーナーで楽しい思い出を増やしてください!
いかがでしたか?
今は新型コロナウイルスの影響でご来島は自粛のお願いをしていますが、それが収束した際には、ぜひ伊江島に来ていただき、キャップアートコーナーでも楽しんで下さい。
素敵なインスタ映えした写真が撮れる事、間違いなしですよ!