伊平屋島と沖縄本島間の行き来ってどうしてるの？

こんにちは。
伊平屋島在住歴９年目の叶雅美です。

近年様々な社会情勢や個人を取り巻く環境の変化から
島暮らしや田舎暮らしに興味を持つ方が増えてきました。

・自然のたくさんあるところで暮らしたい
・人と人とのつながりを感じながら子育てしたい
・ゆったりとした時間の中で自分のペースで生きていきたい

など、理由は人それぞれだと思います。

今回はそんな島暮らしや田舎暮らしに興味のある方たちへ
「伊平屋島の暮らし」の中でも「沖縄本島間の交通」についてお伝えいたします！

沖縄本島間の交通はフェリーのみ

伊平屋島は沖縄本島の本部半島から北西へ約41km、
今帰仁村運天港からフェリーで片道80分の沖合に位置している
沖縄県最北端の有人離島です。

沖縄本島と伊平屋島を結ぶ交通はフェリーのみで１日２往復しています。

運天港から伊平屋島への日帰りは厳しいですが
逆に伊平屋島から名護市くらいまでの日帰りは可能です。
9：00伊平屋村前泊港発で本島へ出て、
15：00今帰仁村運天港発で島へ帰って来るというイメージです。
例えば、買い物や通院などで日帰りする方もいます。
その際は、車両ごと乗船すると出た先での足に困らず、自由に動けるので便利です。
（※事前にチケット売場にて車両乗船予約が必要）

もし、台風の影響などでダイヤに変更が生じたり、欠航する場合は
すぐに防災無線で全村民に通知されますし、
日々の運航状況は村の公式HPにて毎朝7：30頃に更新されます。

沖縄県離島住民割引カード

気になるのがそのフェリー代ですよね。
伊平屋村民になった場合、「沖縄県離島住民割引カード」を発行することができます。
これは伊平屋村前泊港と今帰仁村運天港間の往復（有効期間は２週間）のみ
利用できるフェリー運賃割引カードです。
他の島でも同様のものがあるかと思いますが、
詳しくは各島の役場へ問い合わせてみてくださいね。
伊平屋島の場合は役場の「観光交通課」が窓口となっています。

具体的な金額はこの通り。

※車両の往復運賃には運転手１人分の往復乗船料が含まれています。
※大人の方からは別途￥100の環境協力税をいただいています。

私も沖縄本島へはマイカーごとフェリーに乗って出かけます。
行きたいところへ自由に行けますし、たくさん買い物をしても
車に荷物を積んだまま島まで帰って来られるので便利です。

各島や各地域の交通事情、割引運賃について調べるのも
移住を決めるうえで大切なことかもしれませんね。

◆伊平屋村公式HP「てるしのNET」
http://www.vill.iheya.okinawa.jp/

◆伊平屋村役場観光交通課
０９８０－４６－２１７７

◆伊平屋村連絡事務所（チケット売場）
０９８０－４６－２２５５