「地域を変える新しい力」地域おこし協力隊とは?

こんにちは。

今回は、伊江島で開催された令和4年度の沖縄県地域おこし協力隊現地報告会についてご紹介します。

地域おこし協力隊とは?

地域おこし協力隊とは、地域力の維持と強化を図っていくことを目的として、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、都市部で生活する地域外の人材を、地方公共団体が地域の新たな担い手として委嘱する事業です。

地域おこし協力隊の主な活動は、地域おこしの支援、農林水産業従事等、水源保全・監視住民の生活支援などです。

活動域が、幅広く「地域を変える新しい力」として注目されています。現在およそ5,500名の隊員が日本全国で活動しているそうです。

伊江島では、現在2名の地域おこし協力隊員が活躍しています!

1人目は、中村慎吾さん。

中村さんは、2019年7月から地域おこし協力隊として、落花生(伊江島ではジーマミ)の生産振興に取り組む活動しています。

伊江島内でも落花生を原材料にした商品が何種類か作られていますが、島産の落花生の生産量がまだまだ足りず、輸入原料が使われている事もあります。

そこで、伊江島産の落花生の可能性を知ってもらい、生産者を増やし、島産の落花生を使ってもらいたいと思っています。

と語ります。

その他にも、伊江島移住の先輩として実際の移住体験を話すなど、移住説明会のサポートも行っています。

2人目は、岡山県出身の田仁省吾さんご家族です。

省吾さんは「地域おこし協力隊」として島のハイビスカス園で働いています。

妻の智子さんは「保育園と学童」で働きながら、子育てをしています。

住んでいる人も親切でゆっくり子育てするにはとてもいい環境です

と話しています。

伊江島で行われた報告会をのぞいてみました

報告会は

  • 自治体の協力隊員や自治体職員が県内で活動する地域おこし協力隊員の活動内容や協力隊員制度の理解促進を図ること
  • 伊江村で活動する協力隊員の活動視察を通じて各協力隊員がその活動を参考にすることで各地域の地域協力活動の促進を図ること

の目的で開催されました。

今回は、イベント会場とオンライン両方で開催するハイブリッド方式で行われ、沖縄の各地から13人が来村、オンラインで10人の協力隊員が参加して活発な意見交換などが行われました。

1日目は、阿良公民館にて8人の活動報告やグループディスカッションなどで活動内容などの理解を深めました。

2日目は、島の名所や、移住体験住宅、ジーマミ工場、ハイビスカス園等を見学しました。

報告会を終えて中村さんは、

伊江村には現在2名の協力隊がいますが、他の市町村には観光や教育などいろんな分野で活躍している協力隊がいる。

今回の現地報告会が地域おこし協力隊の可能性について伊江村の人たちにも知っていただく機会になればうれしい。

と語りました。

 

いかがでしたか?

地域おこし協力隊や移住生活について興味関心のある方は

伊江村役場企画課 0980―49―5812

「伊江村移住コーディネーター係」

まで、お問い合わせいただくか

沖縄県伊江村 移住支援と地域情報 SMOUT(スマウト)」を

ご覧ください。

 

沖縄離島NOWカテゴリの最新記事