こんにちは。
幻の花といわれている「イルカンダ(通称:パープルシャンデリア)」が、伊江島のシンボル城山の中腹に向かう車道のそばに自生し、花を咲かせています。
そこで今回は、「大自然のパープルシャンデリア」とも言われている幻の花「イルカンダ」の紹介をします。
城山の中腹より下へ20mほど下ったガードレールの外側と、登山道入り口の近くにある拝所から小さい道を下っていったところで見る事が出来ます。
大きな木にツルを巻き付けて、ブドウの房のような紫色の花を咲かせているので見たらすぐわかります。
その姿は、幻想的でまるでパープルシャンデリアの呼び名の通り紫色のシャンデリアの様です。
イルカンダは、沖縄で見ることができるマメ科の蔓植物で、ウジルカンダとも呼ばれています。
「イルカンダ」のイルは色、カンダはカズラのことで、葉の色が赤く色付く事からだといわれ、沖縄の方言名がそのまま和名となっているそうです。
イルカンダは湿度が高く日陰を好むなど自生する場所が限られ、毎年咲くわけではなく開花も不規則なので「幻の花」と言われているそうです。
伊江島は平地が多く森林と呼ばれる土地が少ないため、イルカンダが見られるのは城山が唯一の場所です。
伊江島へお越しの際は、城山の登山と一緒に中腹に咲いているイルカンダの鑑賞や、写真撮影なども予定に入れてみてはいかがでしょう。