伊平屋島からシマムーです♪
島の農業で特に盛んなのはサトウキビと稲作ですが、玉ねぎも負けてはいません!
新玉ねぎの季節になると、島人もこぞって島の玉ねぎを求めます。
「伊平屋島の玉ねぎは辛くないから生食が一番!」
というのが移住してすぐに教わったことです。
そんな伊平屋島の美味しい玉ねぎは10月頃から植え付けをしています。
ミニチュア感がかわいい球根
ひょんなことからお手伝いすることになり、右も左もわからぬまま取り出された玉ねぎの球根。
カタチはスーパーで買う玉ねぎとまったく同じ、なのにちっちゃい。思わず「かわいいー!」。
小さいときから玉ねぎ感満載! かわいい球根
ひとつずつ手作業で植え付け
畑に張られた黒いビニールの等間隔に空いた丸い穴。ここに玉ねぎの球根をひとつ、指でグイッと砂の奥に埋め込みます。もちろん球根は根っこが下になるように。これをひたすら続ける。端から端まで終わると、体がガッチガチに固まっていることに気が付きます。ずっと同じ姿勢、そして移動するための中腰。つ…つらい…(笑。
でもこの日は薄曇り、そして朝はざっと雨が降ったおかげで土の状態は最良。初心者が作業するにはもってこいの状況でした。
この日の土の状態はさらさら柔らか! 「昨年は指から血が出るんじゃないかと思うくらい固い土だったのよ」
耕運機は耕すだけが仕事じゃない
この穴あきの黒いビニール、どうやって張ってるんだろう? と個人的に疑問を持っていましたが、耕運機で張っているということが判明!
でもこの日は耕運機の調子が悪く、なかなかビニール張りが進まないようでした。
メンテしながら耕運機を扱うのは大変
翌日の筋肉痛がハンパない!(笑
お手伝いしたのは植え付けの単純作業だけでしたが、翌日下半身が激筋肉痛。ロボットのような動きしか出来ない自分に笑っちゃいました。
これが島人の生活と考えると、もっと体を鍛えないといけないなと反省するのでした…。
美味しい玉ねぎが待ち遠しい
収獲は来年2月~3月あたりでしょうか。サイズや状態で仕訳けて不要な部分をハサミでちょきん。規格外の玉ねぎは出荷できずご近所さんに配っているそう。かくいう私も毎年ありがたく頂戴しています。「本島だったら販売する場があっても島ではね~」本島までの運送費を考えるとどうしようもないようです。でも島の発展を考えるなら、こういった規格外の野菜も流通できる仕組みが欲しいものですね。
2021年3月の収穫。お孫さんもおばあちゃんのお手伝い♪