こんにちは。
森林の面積が島全体のおよそ2%しかないといわれている伊江島ですが、その2%は島の中央に位置する城山の周辺で占められています。
最近、その城山に登る車道の側のモクマオウの樹の枝に、たくさんのコウモリがぶら下がっていると聞いて行ってみたところ驚いたので、こちらでもご紹介させていただきます!
連絡をもらって駆けつけてみると…
沖縄は多くの種類のコウモリが生息しているといわれています。
蝙蝠は、昼間は暗い洞窟の中に住んでいて夕方や夜になると行動する夜行性動物なので、昼間は青空の下で見ることは無いと思っていました。
城山に蝙蝠がたくさん樹にぶら下がっている。
という友人の電話ですぐ城山に向かいました。
コウモリはこれまでも伊江島でも時々見かける事はありましたが、何とそこには…
一本の樹に100匹以上いるのではないかと思う程、ぎっしりぶら下がっている光景がありました!
遠くから見ると大きな黒い実がモクマオウの樹に生っているようです!
なぜこんなに大量発生?
あまりにも珍しい光景だったので、村内のいろんな方に聞いてみたのですが
去った台風の影響で今まで住んでいた所に住めなくなったのか?
と首を傾げる人や
天敵のカラスが少なくなったからか。
と推測する人など、それぞれ珍しい光景に驚いていました。
思えば私が小さい頃の伊江島には、カラスもいなかったし蝙蝠も見た事はありませんでした。
初めに島に来た蝙蝠やカラスはどの様に島に渡ってきたのか謎ではありますが、変化を感じることが出来る自然があるのは素敵だと思います。
朝は鳥のさえずりで目を覚まし、夕方になるとねぐらに帰る鳥が、ゆうゆうと空を飛んでいる姿に心が穏やかになります。