こんにちは。
亜熱帯の沖縄にも秋の気配が感じられるようになりました。
今回は、伊江島のシンボル城山の周辺で見つけた秋をご紹介します。
ハゼノキ
伊江島は、全体的に平地が多く唯一の山である城山のふもとから中腹には、多くの樹木が生えています。
その中に、紅葉したハゼノキの鮮やかなオレンジ色が目にとまります。
ハゼノキは、ウルシ科ウルシ属で、その樹液に触れると赤い湿疹やかゆみ、小さな水ぶくれなどの湿疹が出ることがあります。
島の言葉で、「パズィマキ」といい、ハゼノキには近寄らないようにいわれています。
私も皮膚が弱いのでよくかぶれました。
草木かぶれの総称を「パズィマキ」というのかと思っていたのですが、ハゼノキでかぶれる事を「パズィマキ」というのだと最近知りました・・・!
ニトベカズラ
城山の中腹まで登る車道の側には、ピンク色のニトベカズラが満開し訪れる人の目を楽しませています。
新渡戸稲造がアメリカから持ち帰ったことから、その名前が付いたそうです。
また、アサヒカズラ、コーラルバイン(珊瑚のつる)、チェーン・オブ・ラブ(愛の鎖)の別名もあるようです。
チェーン・オブ・ラブ(愛の鎖)は、ピンク色の小さな花がハートの形をしているのでハートとハートが繋がれた鎖の様なので、そうよばれているようです。
きれいなピンク色は、がくが色づいたものだそうですが、長い間、色あせる事がないのでしばらくはその彩を楽しむことができそうです。
その花々に見とれていると、蝶々や蜂がその蜜を求めて忙しく飛び回っていました。
森林の少ない伊江島ではありますが、城山周辺や沿道に咲く花々で秋を感じてみませんか?