こんにちは。
今回は、伊江島に自生する野草「まーな」を使った料理をご紹介します。
「まーな」って知ってる?
「まーな」とは「菜の花」の事で、島の言葉で「まーな」と呼んでいます。
主に畑地や海岸に自生している植物で、11月ごろから芽を出し12月ごろには黄色い花を咲かせます。
今回の主人公は、その花ではなくその葉っぱです。
葉っぱには独得な辛味があり、炒め物や和え物にして食されています。
また、熱を加えるとより緑が鮮やかになり料理に彩りを添えてくれます。
NHK沖縄でも紹介されました!
12月7日には、NHK沖縄で放送されている「おきなわHOTeye」という番組の撮影があり、12月9日に放映されました。
12月7日の撮影に立ち会ったのは、「生活研究会(友寄澄子会長」)のメンバーです。
生活研究会は、地域の資源を活用した特産品の開発や、島で古くから親しまれてきた伝統の味を引き継いで未来につなげていく活動を行っている会です。
この日、紹介した「まーな料理」は5つありました。
まーなチャンプルー
チャンプルーとは沖縄料理の炒めものの事で、この日使った具材は、伊江島で作られている豆腐とかまぼこと沖縄で定番のポークとまーなです。
まーなの緑色が食欲をそそります。
まーなチャーハン
この料理は、ふつうのチャーハンに「まーな」を入れました。
彩も良く、「まーな」のピリッとした辛さが癖になる大人向けのチャーハンです。
まーなの白和え
この白和えには、豆腐とピーナッツが入っています。
醤油と砂糖で味付けしました。
まーなのサーターアンダギー
沖縄のお菓子といえば「サーターアンダギー」ですよね。
一般的な材料は小麦粉と卵、砂糖ですがそれにジューサーにかけた「まーな」を混ぜて作ります。
ほのかな「まーな」の香りと薄い緑色が特徴のサーターアンダギーです。
まーなの蒸しパン
この蒸しパにンは、小麦粉、砂糖、バーキングパウダー、そして「まーな」が入っています。
「サーターアンダギー」と同じように色と香りが上品な蒸しパンです。
生活研究会の友寄さんは
マーナは自然の野草です。時季が来たら生えてきます。自然からの贈り物を有難くいただき、いろんな料理にアレンジをし、子々孫々まで味わってほしい。
と話しました。
いかがでしたか?
また、伊江小学校の近くにある料理店「ふばがさ(喜納薫店主)」では、そばの麺に「まーな」が練りこまれ
た「まーなそば」を食べることが出来ます。
観光で伊江島に来られる方は、ぜひお立ち寄り下さい。
まーなの独特な苦みと色と上品な香りが楽しめますので、きっと気に入っていただけると思います。