島の海に大量の軽石が漂着!灰色の海?!

島の海に大量の軽石が漂着!灰色の海?!

はいたい!かーりーです♪
今回は北大東島に漂着した軽石について紹介します!

北大東島の海が灰色に!?

もうすでに新聞やニュースなどに取り上げられていますが、10月の初め頃に北大東島の東側の海、島では沖縄海(おきなわうみ)と呼ばれているところに灰色の何かが漂着しているのが確認されました。

↑この手前の灰色のものは砂浜ではなくて下は海になってるんです!まさに”動く砂浜”でした!
動画で見ると伝わるのですが、波に乗って軽石が打ち寄せられている光景が地面が動いてるようで立って見ているだけでも酔いそうでした。

沖縄海が汚れて大変なことになっている~!と島で話題になっていましたが、日がたつにつれてその灰色の何かが軽石であることが判明して、しかも大量に漂流して島を囲うように海面には灰色の帯ができているのも見られました。



大きさは数ミリから大きいものでは8センチくらいありました。

その軽石の実態はなんだ!?

気象庁や専門家による本格的な調査はこれからだそうですが、南大東島にある気象台に問い合わせたところ、今年の8月16日に小笠原諸島の海底火山、福徳岡ノ場で起きた噴火にともなって噴出した軽石が流れ着いた可能性が高いそうです。
しかし、小笠原諸島と北大東島は約1040㌔も離れているというのに、2ヶ月かけてこういう風にたどり着くって海は繋がっているんだな~と感じますね。
これから台風の影響で波が荒れてこの軽石たちはもしかしたら沖縄本島に行くかも?と予想されています。

気軽に海水浴できる唯一の沖縄海

北大東島は絶壁の孤島で、みんながイメージする離島の白い砂浜、青い海というビーチはなくて、島で海水浴といえば、自然にできた海水プールが唯一この沖縄海にあるのですが、透明な海しか知らない私たちはこの灰色の海で泳ぐことは躊躇するな~と思いました。

↑いつもの沖縄海
小さな砂浜がある天然の海水プールになってます。
週末は家族連れで賑わう沖縄海ですが、軽石が漂着してから、島のマダムたちが園芸用にいいかも!と採掘している様子も伺えました😊


↑研究者に送る用に軽石を採掘している様子
県外の研究者らからもその軽石を研究したいので送って欲しいとの依頼があったり、この小さな島が少し有名になっているようで嬉しくなりました!

早く綺麗な沖縄海に戻ってまたみんなで泳げる日がきますように♪

追記:10月14日に沖縄本島の北部、国頭村安田の海岸にも軽石が漂着しているのが確認されたそうです!
これを読んでる皆さんのところにも辿り着くのもそろそろかも〜??

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