伊江小4年生が戦禍を生きのびた先輩から話を聞きました!伊江島独自の平和学習

伊江小4年生が戦禍を生きのびた先輩から話を聞きました!伊江島独自の平和学習

こんにちは。

今回は、伊江小学校4年生の平和学習についてご紹介します。

伊江小学校4年生は、平和学習の一環で城山周辺の戦跡巡りを実施しました。

講師は、東江前区在住で83歳の内間亀吉さんです。

この日は

  • 川平区にある第2小隊壕
  • 公益質屋跡
  • 城山の南西側にある野砲隊壕
  • 城山周辺の日本軍の戦死者の墓

等を巡り、内間さんの話を聞きました。

特に城山の当たりは日本軍の陣地があったため島内でも一番の激戦地だったようです。

内間さんは

戦争当時、自分は1年生だった。着の身着のままで逃げていた。

どうせ死ぬのだから、ご先祖様の側で死のうと墓の中でうずくまって隠れていた。

泥で真っ赤になった水も飲んだ。それでも死なないで生きのびた。

今は、水もいつでも飲めるし食べ物もいっぱいあります。

命を大切に、絶対に無駄にしないでください。

と当時の様子を語りました。

子どもたちは、時々メモを取りながら真剣に聞いていました。

話を聞き終わって

戦争中はきれいな水も飲めなかったという話を聞いて戦争はどのくらい苦しいのか想像ができた。

戦闘が始まったら皆うずくまって隠れていたことを知った。

戦争にならないように自分たちに出来る事は友達と仲良くすることだと思う。

と感想を話しました。

これから続く社会が未来永劫に平和でありますように・・・。

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