伊江島のユッカヌヒー「御願(ウガン)バーリー」の現地リポート!

伊江島のユッカヌヒー「御願(ウガン)バーリー」の現地リポート!

こんにちは。

今回は、今年、伊江島で開催されたユッカヌヒーの「御願(ウガン)バーリー」についてご紹介します。

1. ユッカヌヒーとは?

沖縄ではユッカヌヒーといって旧暦の5月4日に各所で海人にまつわる行事があります。

漁業が盛んな糸満の漁港では、儀式や祭りが盛大に行われます。

「伊江島の海神祭とハーリー|夏の始まりを告げる沖縄文化とは?」の中でもご紹介しましたが伊江島でも旧暦の5月4日は行事が行われます。

その代表的なものがパーリ(ハーリー)です。

今年はコロナの影響で例年のように大々的なお祭りは行われなかったのですが、海人のみの「御願(ウガン)バーリー」が行われました。

その様子をご紹介します。

2.2021年の現地リポート

朝8時、海の神様を祀ってある「タチンジャナシ宮」にて、航海安全と大漁を祈る儀式が始まりました。

その後、8時50分頃に儀式が終わり、お供えしたお米とお塩が参加者にふるまわれました。


漁港港内では「御願(ウガン)バーリー」に向けて海人達が3隻の船を海に入れました。

大漁丸、大豊丸、大盛丸のチームに分かれ競漕しました。


漁港内を1往復するのが常ですが、今年は八前組合長のアンコールの音頭でもう1レースに挑戦しましたが、海で鍛えた男たちもさすがに疲れ果て、そのまま退場となりました。

皆さんお疲れさまでした。今年もきっと大漁に恵まれる事でしょう。

来年は盛大に行われたらいいですね!

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