船舶運航100周年!記念事業で伊江中学3年生とその家族がフェリーで島を1周!!

船舶運航100周年!記念事業で伊江中学3年生とその家族がフェリーで島を1周!!

こんにちは。

伊江島と本部間を就航するカーフェリーは、村の生活必需品を運んだり、村民の足として、村の生活を支え、村の活性化に大きく貢献しています。

今回は、その船舶の歴史と、島を海に囲まれた離島ならではの最高のプレゼントをもらった伊江中学校73期生のお話を紹介します。

1.伊江島の船舶100年の歴史

1920年に村営による船舶の運航事業が開始されました。

第一船から第六船までは江島丸という船名で、第7船から12船までは伊江丸という船名でした。

1973年の13船から、車ごと乗れるカーフェリーが運航されました。

沖縄離島航路では、初めてのカーフェリーとして内外から注目を集めました。

現在は、フェリー「いえしま」とフェリー「ぐすく」の2隻が運航しています。

2.「フェリーいえしま」で島を一周

3月6日「フェリーいえしま」で、島を1周するクルージングが実施されました。

乗船したのは、この日卒業式を終えたばかりの伊江中学3年生とその保護者や家族たち。

「コロナによる行事の縮小や大会などの中止で、思い出もあまりつくれなかった。このクルーズで最後の思い出をつくってほしい」と卒業生の保護者らが企画しました。

そして、昨年船舶運航100周年を迎えた「伊江村船舶運航事業」の一環として村当局がタイアップし、夢の伊江島一周クルーズが実現しました。

フェリーは、静かに港を離れ、東周りで進み、就航中揺れることもなく島を一周しました。

乗船している生徒や家族らは、普段は見ることのない島の北海岸や西海岸の景色を堪能し、カメラに収めました。

島のシンボルである城山が、北側の海からは見えなくなりました。

途中クジラと遭遇。クジラが波間から姿を現すと船上からは大きな歓声が上がりました。

卒業生は、コントや先生らのアカペラでの卒業ソングの披露などで、船内での余興を楽しみました。また、卒業生から先生方へオリジナルの感謝状も贈られました。

卒業生は「会も盛り上がり、とても楽しく、いい最高の思い出になりました。」と笑顔で話しました。

また、「このような貴重な体験をさせてくださりありがとうございます。この体験をさせていただいた方々の私たちに対する想いを忘れず、伊江島に貢献できる人になれるよう高校に行っても頑張ります。」と感謝の言葉を述べました。

約2時間の遊覧で、多くの思い出を乗せて船は伊江港へ帰港しました。

いかがでしたか?素敵な話ですね。

伊江島へ渡る際には、船舶運航事業100年の歴史を感じ取っていただけると嬉しいです。

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