みなさんこんにちは。粟国島からmiyabeeです。
内地の梅雨入りのニュースを聞くようになってきましたが、沖縄はあと少しで梅雨明けになりそうです!
またあの暑い暑い日々が来るのかと思うとちょっと構えてしまいますが毎日のように降る雨もそろそろおしまいにしてほしい…完全にわがままです!(笑)
さて、梅雨本番の6月9日。待ちに待ったハーリーが開催されました!
ハーリーってなに?
ハーリーとは、沖縄の伝統的な漁船[サバニ]を使った競漕で、豊漁や安全祈願のために旧暦5月4日に行われる行事です。本島では糸満ハーレーや奥武島ハーリーが有名ですよね!
実は粟国のハーリー、しばらく開催されていませんでした。
ここでは語り尽くせない?ような色々(もちろんコロナも大きな原因)があり、なんと、7年も開催されていなかったとのこと!
思い起こせば私が移住してきてから参加したのは数回(旧暦にあわせるため、平日開催になることもあるので)、そのうち、出場したのは2回くらい?と、記憶も曖昧なほど久しぶりの開催でした。
8チームがエントリー!勝敗はいかに!?
当日朝はあいにくの雨。
予報を見ても、降ったりやんだりの繰り返し。息子もこの日を楽しみにしていたのでどうなるかやきもきしていましたが、朝7:30頃村内放送で開催のお知らせが流れました!
大会スケジュールはこんな感じ。
普段、フェリーが入港する粟国港内で行われるので、フェリーが到着する前には全て終わる算段です!
開会式での村長挨拶が終わり、まずは職域競漕。
何チームくらいエントリーするのかなぁと思っていたら8チームもありました!
くじ引きで対戦相手と漕順が決まりいざ勝負!
途中、ありえないくらいの大雨に降られた競漕もありましたが無事に職域競漕は終わり、最後は字対抗競漕です!
浜、東、西の各字の精鋭(急造)チームによる戦い!
結果は字東の勝利となりました。
終わる頃には晴れ間が!
優勝チームには賞状と賞品の飲み物、ひーじゃー汁が渡され、無事大会は終了となりました。
沖縄では、ハーリー鐘は梅雨明けの合図と言われますが、終わる頃には晴れ間も見え、午後はお天気が回復していました!
伝統行事を残していくのは大変な時代になっているなぁと色々なニュースやSNSのつぶやきを目にして思うことが多いのですが、こうやって復活させられることもあるのは喜ばしいこと!
港に集まったたくさんのお客さんも笑顔があふれていました。
これを機にまた、毎年続けられるようにしていってほしいし、そのために私もできることがあればやっていきたいと思いました!