こんにちは。
6月25日に伊江島の唯一の中学校、伊江中学校で運動会が開催されたので、その様子をレポートしたいと思います!
行政区ごとにテントが張られる会場
伊江島には8つの行政区があり、グラウンドの周りはそれぞれの行政区ごとにテントが張られます。
保護者らが駆け付け、青空の下、それぞれの演技に大きな声援を送っていました!
入場行進から全体演技まで8つの演目を笑顔ではつらつと披露しました。
開会式の中で生徒会長は
エイサーの指導や会場準備等地域やPTAの方々のお陰で今日を迎える事が出来ました。
どこよりもアツく楽しい運動会になると確信しています。
3年生にとっては最後の運動会。盛り上げて最高の運動会にしよう!
と呼びかけました。
一糸乱れぬ演舞で観客を魅了した「エイサー」
8つの種目の中でも特に生徒たちが力を入れていたんだなと感じられたのは、全校生徒で踊る「エイサー」でした。
踊る曲も伊江島の村踊りの中から選ばれた曲で、伊江島のオリジナルの演舞になっています。
通常伊江島では旧暦のお盆に、伊江村青年会が各行政区を廻って道で演舞をする「道ジュネー」が披露されます。
2022年に伊江村野球場で開催された伊江村青年会の演舞がYouTubeにのっているので、ぜひ見てみて下さい!
中学生たちは運動会に向けて地域の方の指導を受け、一糸乱れぬ勇壮な演舞、勇ましい掛け声で観客を魅了しました。
笑顔が広がる名物の「家族リレー」も大盛況
3年生と家族が総出で走る「家族リレー」という名物種目も大いに盛り上がりました。
この種目では、3年生の家族それぞれで、走る距離や走順を決めるなどの作戦を立て走るリレーです。
第4レースでは、親同士がみんな伊江中学校49期卒業生という5つの家族が走っていて、大変盛り上がっていました。
保護者の一人は
3年生にとっては伊江島での最後の運動会になりますが、親も一緒に走れていい思い出ができました。
とっても楽しかったです。
49期キッズ達、みんなの成長を感じることができて嬉しかったです。
と最高の笑顔で話してくれました。
この家族で参加する運動会はこれが最後だと思うと、親も子もさびしくもあり、成長したことへの喜びもあり複雑な心境だった事でしょう。
閉会式の中で校長先生は
てきぱきとした踊り、伝統を引き継ぐ力強いエイサー。
3年生のフォークダンスは笑顔があふれ会場がさわやかになった。
PTAや家族リレーでは皆さんのパワーを感じた。
地域、家族、学校が混ざり合った伊江中魂を感じた素晴らしい運動会だった。
と感謝し子ども達を讃えました。
今年も元気いっぱいの中学生の姿が見られて、伊江島が活気にあふれていました。